ETC割引情報についてちょっと調べてみました。
ETC割引制度とは、ETC システムに組み込まれた
エレクトロニクス技術と情報を活用することによって、
現金による精算では技術的に難しかった
各種の割引サービスを導入しています。
都市部の深刻な渋滞の解消、地域活性化の支援、
物流の効率化などの課題に対して、
既存の高速道路ネットワークを極力有効利用するため、
料金引き下げに伴う効果と影響等の把握を目的として
開始している社会実験だそうです。
『生活対策』(新たな経済対策に関する政府・与党会議、
経済対策閣僚会議合同会議)等に基づき、
土日祝日の上限料金を1,000円とする割引や
平日の全時間帯に3割引を導入するなどETCを活用した
高速道路料金の引き下げを、3月20・28日以降に
順次開始されるようです。
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割引実施の高速道路各社NEXCO東日本
NEXCO中日本
NEXCO西日本
本州四国連絡高速
首都高速道路
阪神高速道路
独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構
東日本高速道路(株)
中日本高速道路(株)
西日本高速道路(株)
首都高速道路(株)
阪神高速道路(株)
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東・中・西日本高速道路(株)のETC割引制度・マイレージサービス
利用実績に応じてポイントを還元する方式により割引を行う制度です。
・大口・多頻度割引
事業主向けの利用実績に応じて割引が受けられる制度です。
・通勤割引
大都市近郊区間を除いた地域において、朝夕の通勤時間帯(6〜9時、17〜20時)が5割引になります。(総利用距離が100km以内に限ります)
※総利用距離が100kmを超えた場合、100km部分も含め割引は適用されません。
・早朝夜間割引
大都市近郊区間の早朝夜間時間帯(22〜6時)が5割引になります。(総利用距離が100km以内に限ります)
※総利用距離が100kmを超えた場合、100km部分も含め割引は適用されません。
・深夜割引
東/中/西日本高速道路株式会社の3社が管理する高速自動車国道を深夜時間帯(0〜4時)に走行した全車両が5割引、平日(祝日を除く月〜金曜日) 22時〜0時に走行した全車両が3割引になります。
※平日の割引は、平成21年9月末まで実施予定
※休日の割引は、平成21年1月末まで実施の予定でしたが延長となりました。終了日については決まり次第、あらためてご案内します。
※社会実験として深夜割引を導入している一部の一般有料道路は、平成20年11月10日まで対象外です。
※割引の対象道路については、NEXCO東日本HP(ドラぷら)よりご確認ください。
・深夜割引の時間帯拡大
東名,名神,東名阪道などに指定された出口ICを通過する時刻が23時〜24時であれば3割引に、22時〜23時で2割引になります。
・平日昼間割引
東日本エリア/中日本エリア/西日本エリア
対象区間の平日(祝日を除く月〜金曜日)の昼間の時間帯(9〜17時)が3割引になります。
・休日昼間割引
大都市近郊区間を除いた高速自動車国道及び、一部の一般有料道路において、休日(土・日・祝)の9時〜17時に入口または出口料金所通過をすると、5割引になります。(軽自動車等又は普通車限定、利用距離が100Km以内に限り、1日2回利用可能です)
※利用距離が100kmを超えた場合、100km部分も含め割引は適用されません。
・アクアラインETC割引
東京湾アクアラインの一層の利用促進を図るために、ETCをお使いの方を対象に割引を行います。
・東京湾料金割引(ベイ割)
東京湾岸道路の渋滞を解消するため、東京湾岸ルートに比べて割高なアクアラインルートの料金を割引し、利用者の選択性を高める社会実験です。
※詳細情報は「ドラぷら」をご確認下さい。
・圏央道全線利用割引
圏央道に挟まれた都心部から発着する交通を圏央道に分散誘導させ、都心部の放射方向の高速道路の混雑を緩和させるために、圏央道を全線利用する交通に対し、圏央道区間料金を割引く社会実験です。
・中央道(高井戸方面)圏央道連続利用割引
圏央道に並行する国道16号等の渋滞緩和を図るため、中央道(高井戸方面)と圏央道(八王子西IC〜圏央鶴ヶ島IC)を連続利用する交通に対し、一律で300円(全車)を割引く料金社会実験を実施します。
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首都高速道路(株)のETC割引制度・お得意様割引(頻度割引)
月間ご利用実績(カード毎)に応じて割引を行います。
・特定料金区間
特定区間において、通常料金よりお得な料金でご利用いただけます。
・環境ロードプライシング
宅地域に集中した交通を料金に格差を設け、環境影響の少ない臨海部に転換することを目的とした大型車限定の割引制度です。
・料金割引社会実験
平日(月〜土)は時間帯別割引、日曜・祝日は終日20%割引します。
・首都高湾岸線社会実験(横浜地区)
横浜方面からの羽田空港アクセスの改善効果などを検証する為の料金割引社会実験です。
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阪神高速道路(株)のETC割引制度・マイレージサービス
利用実績に応じてポイントを還元する方式により割引を行う制度です。
・阪神高速多頻度割引(事業者向け)
東 / 中 / 西日本高速道路株式会社発行のETCコーポレートカードをご利用になると利用実績に応じた割引率が適用され、毎月の請求額から割引になります。
・平日時間帯割引 土曜・休日終日割引 土曜・休日距離別割引
平日はご利用時間帯に応じて最大10%を割引します。
土曜・休日の場合は、ご利用距離やご利用時間帯に応じて最大30%割引します。
・環境ロードプライシング
住宅地域に集中した交通を料金に格差を設け、環境影響の少ない臨海部に転換することを目的とした大型車限定の割引制度です。
・連続利用割引社会実験
新神戸トンネルと阪神高速7号北神戸線の連続利用で全車種一律150円割引します。
・8号京都線通勤時間帯割引
京都市南部地域及び東部地域の国道1号の渋滞緩和を図ることを目的に通勤時間帯の料金を割引します。
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本州四国連絡高速のETC割引制度・特別割引
本州四国連絡高速道路の3つの道路(神戸淡路鳴門自動車道・瀬戸中央自動車道・西瀬戸自動車道)通行料金を特別料金からさらに約5.5%割引が受けられます。
・マイレージサービス
利用実績に応じてポイントを還元する方式により割引を行う制度です。
・大口・多頻度割引
事業主向けの利用実績に応じて割引が受けられる制度です。
・夜間・深夜割引
本州四国連絡高速道路の入口または出口料金所を、平日(祝日を除く、月〜金曜日)夜間・深夜時間帯(22〜0時・0〜4時)または休日(土・日・祝日)深夜時間帯(0〜4時)に通過すると、本州四国間直通走行、淡路島内走行区間及び西瀬戸自動車道が、3割または5割引になります。対象車両は、平日が中型車・大型車・特大車、休日が大型車・特大車です。
・平日深夜拡充割引
本州四国連絡高速道路の入口または出口料金所を、平日(祝日を除く、月〜金曜日)深夜時間帯(0〜4時)に通過すると、本州四国間直通走行と淡路島内走行区間以外が、2割引になります。(西瀬戸自動車道は対象外) 対象車両は、中型車・大型車・特大車です。
・休日昼間割引
本州四国連絡高速道路の入口または出口料金所を、休日(土・日・祝日)昼間(9〜17時)に通過すると、5割引になります。 対象車両は、軽自動車等・普通車です。
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名古屋高速道路公社のETC割引制度・マイレージサービス
利用実績に応じてポイントを還元する方式により割引を行う制度です。
・名高速ETC コーポレートカード割引
東 / 中 / 西日本高速道路株式会社発行のETCコーポレートカードをご利用になると利用実績に応じた割引率が適用され、毎月の請求額から割引になります。
・ETC端末特定区間割引
特定区間において、通常料金よりお得な料金でご利用いただけます。
・ETC日曜・祝日割引
日曜・祝日は10%を割引します。
・ETC夜間割引
夜間早朝の時間帯(22時〜6時)ETC無線通行車に対して10%から20%の料金割引をします。
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福岡九州高速道路公社のETC割引制度・マイレージサービス
利用実績に応じてポイントを還元する方式により割引を行う制度です。
・ETC コーポレートカード割引
東 / 中 / 西日本高速道路株式会社発行のETCコーポレートカードをご利用になると利用実績に応じた割引率が適用され、毎月の請求額から割引になります。
・ETC特定区間割引
特定区間(貝塚 ⇔ 粕屋・福岡IC)において、20%を割引します。
・ETC日祝日割引 土曜割引 夜間早朝割引
日曜、祝日は10%を割引します。
土曜は5%を割引します。
午後10時〜午前7時まで、10%を割引します。
・ETC乗り継ぎ制
「石丸・福重と野芥出入口」及び「枝光出入口と戸畑出入口」との間を90分以内に乗り継ぐ場合は、1回の通行とみなし、新たに料金を徴収しません。
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各社共通のETC割引制度・障害者割引
ETCを利用して障害者割引をご利用いただくためには事前登録が必要です。
・「ハイカ・前払」残高管理サービス
「ハイカ・前払」残高管理サービスは、平成17年12月21日に「ETC前払割引サービス」が名称及び内容を一部変更したサービスです。お手持ちのハイウェイカードの残数をETCでご利用いただけます。